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1: フェイスロック(チベット自治区) 2013/09/17(火) 09:42:17.75 ID:NU3LVSVI0 BE:721562562-PLT(12001) ポイント特典
近年の就職活動で避けては通れない壁の一つとして、「筆記試験」が挙げられる。

少し前のデータだが、2011年度の大学生協就職本ランキングでも、上位5冊が全て筆記試験対策関連書籍であり、学生の関心の高さが見受けられる。現在では筆記試験の種類・受験形態も非常に多様化している。代表的な例を挙げれば、リクルートが提供している「SPIシリーズ」、日本エス・エイチ・エル社の「玉手箱」や「CAB」・「GAB」、更に「内田クレペリンテスト」や「TG-WEB」、「SOCA」など、テストの種類を挙げればきりが無い。

受験形態も、通常のペーパーテストから自宅で受験できるWeb形式、テストセンターなど様々だ。この他にも、企業によってはオリジナルのテストを作成したり、小論文を書かせたりと、独自の取り組みも目立つ。筆記試験の大半は、選考過程の中でも序盤、「面接に進む前」に実施されることが多い。いわゆる受験者の「足きり」である。どれだけ企業研究をしても、会社や仕事に対する熱い想いがあっても、筆記試験で結果を出せなければ面接にすら進めない。

学生が必死で対策に取り組むことも当然である。当然、大学のキャリアセンターでも筆記試験対策には力を入れている。中には外部の予備校などの有名講師を招き、講義を実施する大学もある程だ。しかし、ここ数年で学生の学力に大きな変化が感じられるという。関西圏の大学を中心に、筆記試験講座を実施している講師に話を聞いてみた。

「顕著に感じるのは「学力の差が大きく開いている」ということですね。筆記試験の科目では数学関連の問題が多いのですが、問題を解ける学生と解けない学生の差があまりにも大きい。極端な例だと、分数の通分ができなかったり、方程式の概念が分からなかったりと、正直、小学生の算数レベルから指導する場合もある程ですよ」

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